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2025.01.22

お知らせ

京都『南座』初笑い!新春お年玉公演にて淡路島を舞台にした松竹新喜劇が上演されました

京都と淡路島の関係は深く、淡路島は御食国として古代から平安時代にかけて皇帝・朝廷に海水産物を中心とした御食料を貢いでいました。今もなお冬は淡路島3年とらふぐ、夏の淡路鱧など、淡路島を代表する季節を彩る食材を京都のホテルやレストラン、料亭などで愉しめます。
また、京都は歌舞伎発祥の地としても有名で、日本最古の歴史を持つ劇場・南座も存在し歌舞伎を中心とした公演が行なわれています。

そんな南座で、この新春に淡路島を舞台とした演劇が上演されました。
その名も「淡路島 温泉町値上がり中」と題し、実に60年ぶりの上演。この舞台には、淡路島出身で松竹新喜劇に所属する「戸田ルナ」さんが温泉宿の女将に扮し、人情喜劇を演じていました。
こちらの動画で戸田ルナさんのインタビューと演劇の一幕をご覧頂けます。

また、京都南座との縁はこれだけに留まらず、淡路島・洲本市には日本三名狸の一匹で芝居好きの「柴右衛門狸」の伝承が残されており、洲本市中心部にそびえる三熊山の山頂には、松竹新喜劇の喜劇俳優として名を馳せた藤山寛美さんが生前寄贈した祠と共に柴右衛門狸が奉られています。そんな柴右衛門狸の小ネタも劇中でもちらりと登場しますので、再演がありましたら是非ご覧くださいませ。